けっこうな時間を、接客業をして費やしているため、
接客のしかたとして、「ゆっくり喋る」ということについて考えている。
たとえば、お店に不機嫌なお客さんだったり、興奮ぎみな人が来たとしても、
ゆっくり話しているうちに落ち着かせることができる。
耳の遠い老人が来ても、速く喋らず、ゆっくり喋ることで、
一回で聞き取らせることができる。
逆にいえば、速くまくしたてて、つられて相手も興奮しちゃうのを避ける。
迷惑な客が来ても、ゆっくりはっきり伝えることで、
毅然とした態度を表現することができる。
もっと過激な言い方をすれば、
ゆっくり喋ることで、相手に「わからせる」ことができる。
でも、ただゆっくりなだけじゃ、なにか足りない…
しかし最近、これに出会ったのだ。
(以下、ゼンレスゾーンゼロ第三章のネタバレを含みます。)
「どんなときもお客さまを安心させる」なるほど。
人に「理解させる」とか、相手を「制圧する」ためではない。
目の前の人を「安心させる」。そのためにゆっくり喋るのが有効なのでは。
これに感動したのは、かっこいいからってのもあるけど、
やっぱり自分がそれに助けられてきたからだ。
人をなだめ、落ちつかせる。
自分がそういうふうに助けられてきたからだ。
私は感情の変化が速い人なので、
まさしくこの場面のように、「どうしよう…!」とパニくることがよくあった。
そのとき、先輩の冷静沈着な一言で、安心することで助けられた。それが本当に何度もあるのだ。
お客様に限ったことではない。先輩として、後輩を安心させるためにも使えるに違いない。
つい最近見た猫ミームの動画もそうであった。(https://www.youtube.com/watch?v=pma1h3euTOM)
「どんなときもお客さま・後輩を安心させる」そのために「ゆっくり、ゆったり喋る」。
リナやライカンのような、ゆったりした声を出せることは出せるのだが、
ノドのどこの部分を使えばいいか、身体をどう使って声にするかなどは、まだ研究中。

