なんか部屋に茶色い虫がいる…
最初はGかと思ったが違う。
山なりの形の足。
逃げるとき、ジャンプするように跳ねる。
短めの体と、その体長よりも長い触覚。
それは まぎれもなく
コブラーーではない。
コオロギよ。
https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/2020/aki/20200913_okutamako/mushi/8822_korogi_large.jpg
ライセンス(https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Teleogryllus_emma_Hyogo.jpg?uselang=ja#mw-jump-to-license)写真撮っておくべきだったぜ
こいつを観察していると面白いことに気づく。
どうもコオロギは、警戒しているときに触覚がピタッ!と止まるのだ。
まるで人間が緊張しているときに硬直するのにソックリだ。
捕るために袋を近づけると触覚が動かなくなり、
しばらくこちらも動かないと、やがて緊張がほぐれたように触覚をモソモソしだす。
しばらくしても全然歩き出さないし、
鳴かなそうだし、別に邪魔でもないので、
しばらく放っておいて、一緒に仕事を探す感じにした。
求人を探したり、色々書いたり。そうしている間に、ちらっと床のほう見てもやはり傍にいる。

自分は、そういう、
「チームというには大げさだけど、隣で一緒にやる」という距離感が好きなんだろう。
やる気が出るし、ほっとする。
テンションが上がるし、ほどよく緊張できるのだ。
この間、妹が来たときに、
「リビングで作業していいか?人が居た方がやりやすい」と言ったら、
「やっぱり他軸(他の人を軸にして生きてる人)だね」と言われた。
その日に完成させた模写はこれ。
YU-GI-OH! CARD GAME ART WORKS 49ページより引用
他の人(人外含む)と一緒に同じ方向を向いて、というのは性癖といってもいいのか
コオロギの奴さんは、
5分くらいかけて紙に乗せた後、
また5分くらい触覚とにらめっこしながら少しずつ紙を動かして、袋に入れて、草むらに帰した。さらば。


